アップル、ベインに30億ドル 東芝メモリ買収で資金拠出を協議 – SankeiBiz

 東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の買収を目指す米投資会社ベインキャピタルに対し、アップルが約30億ドル(約3320億円)相当の資金を拠出することで協議していることが、複数の関係者の話で分かった。このアップルの動きが契機となり、東芝は13日にベインと覚書を締結し、月内の正式契約を目指しているという。アップルはベインと並んで株式を取得する計画だ。

 ベインに対してはデルやシーゲイト・テクノロジー、SKハイニックスも金融支援を約束している。この合意が実行されれば、アップルにとって過去最大級の投資案件になる可能性がある。

 東芝メモリをめぐっては、米ウエスタン・デジタル(WD)とKKRの陣営も買収を目指している。アップルはWDが起こした訴訟に直面して産業革新機構や日本政策投資銀行がベイン陣営から撤退を決めた場合に、資金面で減少分を補う見通し。アップルの広報担当、ジョシュ・ローゼンストック氏はコメントを控えた。

 関係者によれば、アップルは東芝半導体事業の戦略的重要性を理由にWDではなくベイン支持を決めた。アップルは「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」用のフラッシュメモリーを東芝に頼っており、競争相手であるサムスン電子に依存する事態を避けるために東芝からの調達を続けたい意向だ。(ブルームバーグ Peter Elstrom、Alex Sherman)

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