古い機械もIoT化 FAプロダクツ、センサーツール開発 – 日刊工業新聞




FAプロダクツ(東京都港区、貴田義和社長、03・6453・6761)は、通信機能がない古い加工機械でもIoT(モノのインターネット)に組み込めるセンサーツールを開発、14日に発売する。制御盤と機械の間のケーブルの外側からクランプ(緊結金具)で挟んで接続する。電気工事なしに機械の稼働状況を管理できる。同ツールや接点変換機器などのセット価格は55万円(消費税抜き)。センサー単体でも販売する。

センサーツール「ICSシリーズ」は、ケーブルとクランプで構成。プレス機や切削研削、射出成形機など機械の稼働信号を取得できる。

インフラ稼働管理で使う技術を応用し、微弱な直流電流を取り出す技術や、他の電流の影響を取り除く技術に工夫がある。

一般に使われる稼働中ランプなどの信号を分岐させるといった方法は、設備を止めて専門知識のある技術者が工事する必要がある。機械が保証対象外になるケースもあり、リスクになっている。

FAプロダクツが提供する稼働監視パッケージなどを活用すれば、50万円から導入可能。低価格でIoTを利用できるという。

FAプロダクツによると、国内製造業の設備は10年以上前に導入したものが約6割を占める。古い機械はプログラマブルロジックコントローラー(PLC)など外部通信機能を持たないものが多いため、IoT導入への課題になっている。



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