オラクル、「Java EE」のオープンソース組織への移管も視野

 「Java EE 8」プラットフォームの完成が見えてきているが、Oracleは米国時間8月17日に、Java EEのテクノロジをいずれかのオープンソース組織に移管する可能性について触れた。

 Oracleはブログ記事の中で、この動きについて、「より機動的プロセスを取り入れ、より柔軟なライセンス形式を実現し、ガバナンスのプロセスを変えるための次のステップとしては適切かもしれない」と述べている。

 同社は、候補となる複数の組織や、ライセンス使用者、コミュニティとその可能性について探っていくとしている。また同社は、既存のJava EEの実装と今後のJava EE 8の実装のサポートを継続し、将来のJava EE技術の発展にも参加するという。

 Java EEはエンタープライズアプリケーション開発のための一連のオープン標準として大きな成功を収めたが、一部の熱心な支持者やアナリストは、Java EEは軽量なフレームワークを好むようになっている開発者の傾向や、アーキテクチャのトレンドについて行けていないと指摘している。

 Oracleのブログ記事でも、「Java EEは、Java EEコミュニティの参加するオープンソースとして開発されたが、そのプロセスは、特にほかのオープンソースコミュニティと比較すると、機動性、柔軟性、オープンさを十分に備えていないと見られることも多い。この状況を改善したい」と述べている。

 2016年にはJava EEコミュニティの間で、このフレームワークに関するOracleの推進力が弱まっているという懸念が広まり、Java EEを守り、発展させるためのJava EE Guardiansが立ち上げられた。Java EE Guardiansの一部のメンバーは、Java EEをほかの組織へ移管するという考えについて議論していた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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