オープンソース人材の需要増続く–The Linux Foundationレポート

 技術分野で仕事を探しているのなら、オープンソース関連のスキルを身につけるべきだ。技術系求職サイトのDiceと、The Linux Foundationの調査によると、企業は効率性を改善して市場投入までの時間を短縮したいと思っており、オープンソース技術者のチャンスは多くあるという。

 2社が作成した報告書「The 2017 Open Source Jobs Report」によると、採用担当マネージャーの89%が「オープンソースの役割に対して適任の人材を探すのが難しい」と回答した。それだけでなく、58%が「今後6カ月で、過去6カ月よりもオープンソースのプロフェッショナルを採用する必要がある」とした。


 レポートは今回で6回目となる。最初の4年はよりLinuxのプロフェッショナルに注目していたが、2017年は前年と同様にオープンソースソフトウェアのすべての面にフォーカスしている。

 レポートの主な内容は以下の通りだ。

  • マネージャーの67%が、今後6カ月でオープンソース技術者の採用を他の事業分野よりも増やすと回答した。
  • フルタイムのスタッフを求めている企業は60%だった。これは前年の53%からの増加となる。
  • 47%の企業が、従業員がオープンソースの資格を取得するための資金を援助したいとした。
  • 企業が求めている分野で多かったのは、開発者(73%)、DevOpsエンジニア(60%)、システム管理者(53%)だった。需要の高いスキルは、オープンソースクラウド(47%)、アプリケーション開発(44%)、ビックデータ(43%)、DevOpsとセキュリティ(ともに42%)だった。
    •  こうした雇用計画に拍車をかける要因として挙がったのは、「自社の成長」(60%)、「オープンソース技術の利用増加」(42%)、「オープンソースが自社事業の中核になっていること」(30%)などだ。回答者は複数の答えを選択可能となっている。

       これらは驚きには値しない。オープンソースは有力なソフトウェア開発手法となっており、長きにわたってオープンソースを敵視していたMicrosoftでさえオープンソースを利用する企業になっている。Microsoftは先週、自社がオープンソースにしている「.NET Core 2.0」フレームワークでRed Hatと提携したことを発表しており、「SQL Server 2017」でLinuxとWindowsをサポートすることになっている。

      この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。


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