Dell EMC、HPE、レノボがヴイエムウェア向け次世代ハイパーコンバージドシステム発表



 米国時間8月27日からネバダ州ラスベガスで開催されている「VMworld 2017」カンファレンスにおける一連の発表では、データセンターのハイパーコンバージドシステムも話題となっている。Dell EMCとLenovo、Hewlett Packard Enterprise(HPE)はそれぞれ、魅力あるコンバージドシステム市場に向けた製品ポートフォリオの拡充を目的とするシステムを披露した。

 VMwareの親会社であるDell EMCは、エンタープライズにおけるインフラの複雑さを低減する製品群を発表した。これには新たな「VMware Ready System」や、同社のターンキーハイブリッドクラウドプラットフォームの機能拡張、「Dell EMC VxRail Appliance」および「Dell EMC VxRack SDDC」の性能向上が含まれている。同社によるとこれらのアップデートはいずれも、あらゆる規模の「VMware」環境やデータセンターにおけるITの最新化を支援することを目的としているという。

 HPEは、「HPE Synergy」をベースにした「VMware Cloud Foundation」向けのコンポーザブルプラットフォームと同社が説明する製品を発表した。HPEによると、このプラットフォームによってIT部門はIaaSとプライベートクラウドを短時間で配備できるようになるとともに、パブリッククラウドや従来のサーバラックに比べると仮想マシンのコストを抑えられるという。

 VMwareの統合システム事業担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのJohn Gilmartin氏は「Cloud Foundationを活用したHPE Synergyによって、従来からあるプライベートなワークロードと、クラウドネイティブなワークロードを、配備や運用の容易な単一の統合インフラプラットフォームへと集約するパワフルなソリューションが提供される」と述べている。

 「VMware Cloud Foundation on HPE Synergy」は、2017年中に提供される予定だ。また、HPE Synergyに搭載される「VMware vSphere」と「VMware vSAN」については29日より提供開始されている。

 一方Lenovoの発表は、ソフトウェア定義データセンターと統合システム、コンバージドシステムに焦点を当てた「ThinkAgile」ブランドを中心にしたものとなっている。具体的に述べると、LenovoはVMwareのvSANソフトウェアを活用した「ThinkAgile VX Series」を展開する。

 VX Seriesは、サーバやストレージ、仮想化リソースを、標準化されたプラットフォーム内の共通リソースプールに集約し、あらかじめ統合、設定を行ったプラットフォームだ。この製品は11月に提供が開始される予定だ。



この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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