企業がオープンソースを最大限に活用するには–The Linux Foundationがガイド公開

 The Linux FoundationのエグゼクティブディレクターであるJim Zemlin氏は米国時間9月11日、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催中の「Open Source Summit」で、企業がオープンソースを最大限に活用するための新たなプログラム「Open Source Guides for the Enterprise」(企業のためのオープンソースガイド)を発表した。それによると、オープンソースプログラムの利用はほんの手始めでしかない。


 Zemlin氏によると、企業がオープンソースを最大限に活用するには、オープンソースの開発に参加する必要があるという。しかし残念なことに「企業はどのようにして参加すればよいかをまだ分かっていない」と同氏は述べている。

 Zemlin氏は「今日ではあらゆるソフトウェア開発がオープンソースの影響を受けている」と述べたうえで、「プロジェクトが長期間にわたって活動できるコミュニティーを作り上げる道を模索しているのと同様に、企業はオープンソースとの付き合い方と、それに貢献する方法への理解を深めようしている。新たなガイドは、さらに多くの企業がより幅広いコミュニティーのメリットに向けて直接携わるうえで役立つはずだ」と述べている。

 言うのは簡単だが、どのようにすればよいのだろうか?The Linux FoundationはOpen Source Guides for the Enterpriseとしてまず6種類のガイドを公開した。これらは企業幹部や、オープンソースプログラムのマネージャー、開発者、弁護士をはじめとする組織の意思決定者らがオープンソースの真の活用方法を学べるよう支援するものとなっている。

 The Linux FoundationはTODO Groupの協力を得てこれらのガイドを作り上げた。TODO Groupは、オープンソースの優れたプロジェクトやプログラムを効率的に運営していくためのプラクティスやツール、その他の方法を協力して作り上げていこうとする企業のオープンな集合体だ。

 最初に公開されたガイドは以下の通りだ。

 The Linux Foundationのプロジェクトである「Open Container Initiative」のエグゼクティブディレクターを務めるAniszczyk氏は「オープンソースガイドの最初を飾るこの6種類は、TODO Groupの多数のメンバーの経験に基づいたものとなっている。彼らはこのプロジェクトに対して、オープンソースに関する貴重な知識を提供してくれた」と述べるとともに、「自らのオープンソースプログラムに関するプラクティスを改善しようとしている数え切れないほどの個人や組織が、これらのガイドの作成に注がれた労力の恩恵を受けることになる」と述べている。

 ガイドを執筆したこれらの人々は、テクノロジ企業におけるトップレベルのエキスパートたちだ。オープンソースがGoogleやFacebook、Intel、Microsoftにとって十分役立つものなのであれば、あなたの企業にとっても役立つのではないだろうか?

 今後、さらなるガイドの公開も予定されている。現在公開されているすべてのガイドはGitHubと、The Linux Foundationのウェブサイトから入手可能だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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