業績拡大の勢い強し–日経平均のPERと下値メドは?



今日のポイント

  1. 3月期決算主要841社の中間決算まとめ:業績モメンタム強い
  2. 日経平均が上昇しても、PERで見た割安感は変わらず
  3. 日経平均の下値メド、押し目買いのタイミングを計りたい

 これら3点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

3月期決算主要841社の中間決算まとめ:業績モメンタム強い

 11月13日までで3月期決算企業の中間(2017年4~9月)決算は9割以上が発表済みだ。楽天証券経済研究所でモニターしている841社の業績についてまとめたのが以下の表である。

東証一部上場3月期決算、主要841社の連結純利益(実績と予想:前期比増減率)の推移


(出所:楽天証券経済研究所が作成、市場予想は日経QUICKコンセンサス予想)

前期(2017年3月期)は下方修正後に、上方修正

 前期は、期初(5月時点)に会社予想ベースで9.8%の最終増益が見込まれていたが、円高の進行によって中間決算発表時には下方修正が優勢となった。12月時点で増益率の見通しは4.2%まで縮小。しかし、下半期に入ってから一転して、業績の上方修正が優勢になった。米国と中国を中心に世界景気の回復色が強まった恩恵を受けた。最終的に前期は12.3%増益で着地した。

今期(2018年3月期)は、第1四半期から上方修正続く

 今期は、期初(5月時点)に会社予想ベースで5.9%の最終増益が予想されていた。世界同時景気回復の追い風を受け、業績予想は第1四半期(4~6月期)決算発表時から上方修正が優勢だった。中間決算(4~9月期)決算発表時にさらに上方修正された。



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