ブラックベリー、自動車向けソフトウエアソリューションの戦略を説明(ニュース)



 カナダのブラックベリーは2017年11月21日、自動車などの装置に向けたソフトウエアソリューションである「BlackBerry QNX」の説明会を開き、事業戦略などを紹介した。BlackBerry QNXは、ハイパーバイザーと、その上で稼働するリアルタイムOS、メータークラスターやIVI(In-Vehicle Infotainment)の制御などをするソフトウエアで構成される。

 説明会に登壇したブラックベリー・テクノロジー・ソリューションズのカイヴァン・カリミ セールス&マーケティング担当 上級副社長は、「ブラックベリーはスマートフォンで知られていたが、3年前からソフトウエアとセキュリティへのシフトを開始し、現在は壁のセンサーから家電、自動車まで何千万というデバイスを保護・管理できるようになっている」と“新しいブラックベリー”を紹介。日本における自動車向けの戦略に関しては、「パートナーとともに安全とセキュリティに関する文化を構築し、2020年の自動運転という目標達成に向け努力する」と説明した。

ブラックベリーのジョン・ウォール上級副社長兼BlackBerry QNXジェネラルマネジャー(左)とブラックベリー・テクノロジー・ソリューションズのカイヴァン・カリミ セールス&マーケティング担当 上級副社長(右)

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 ブラックベリーのジョン・ウォール上級副社長兼BlackBerry QNXジェネラルマネジャーは、車載システムとそのセキュリティなどのトレンドを解説。「我々は自動車関連で広範なソフトウエアソリューションとセキュリティ製品を提供しており、ECU(Electronic Control Unit)の集約や統合に必要なすべての機能を実装できる。自動運転だけではなく、将来自動運転をすることになるであろうロボットに関する安全とセキュリティもカバーしている。ソフトウエアとセキュリティのライフサイクルを管理する製品もあるし、車の“健康状態”の確認も可能だ」などと説明し、QNXが包括的なソリューションである点をアピールした。

 説明会場では、Jaguar XJコンセプトカーを用いて、QNX上でゲストOSが2つ稼働するデモを実施。車内のマイクとスピーカーを利用して、運転手の声を後部座席の人に届きやすくするICC(In-Car Communication)などが動作する様子を披露した。



QNXのデモに使用したJaguar XJコンセプトカー

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Jaguar XJコンセプトカーの内部

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