空き状況を即時表示、小田急電鉄が「デジタルトイレ」をオープン(ニュース)



 小田急電鉄は2017年12月15日、新宿駅西口地下改札内にあるトイレをリニューアルした。IoT(インターネット・オブ・シングズ)の技術を取り入れ、トイレの利用状況がひと目で分かるようにした。加えて、トイレ内に非接触型ICカードを使って施錠する大型荷物の一時保管装置を6個設置した。

 トイレの個室の扉に磁器センサーを付け、トイレ入り口に設置したディスプレーで利用状況を表示する。男性用・女性用共に設置した。利用状況のデータは10秒おきに更新。西口地下改札内のトイレだけでなく、新宿駅構内にある残り2カ所のトイレの空き状況も表示する。

トイレの利用状況を示すディスプレイ

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 大型荷物の保管装置は、カギやサッシなどの部品メーカーであるシブタニが開発・販売する「Baggageport」を採用した。Baggageportは本体に付属するチェーンを使って大型荷物を保管する装置だ。「個室に持ち込むのが難しいスーツケースやベビーカーなどの大型荷物の保管を想定している」(小田急電鉄の担当者)という。

新宿駅西口地下改札内トイレに設置された大型荷物の保管装置「Baggageport」

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 Baggageportの特徴は、カギの施錠・開錠に、Felicaなどの非接触型ICカードを利用する点。荷物にチェーンを付け、Baggageportの本体の認証操作部に手持ちの非接触型ICカードをかざすと施錠できる。開錠の際には認証操作部に再び同じカードをかざす。「小田急電鉄をいつも使う乗客は(交通系ICカードの)PASMOを使える。海外からの観光客などPASMOを持っていない乗客でも、手持ちの電子マネーカードなどを利用できる」(同)という。



「Baggageport」本体の認証操作部。非接触型ICカードを利用して開錠・施錠する

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