「消防ロボット戦隊」都内に現る! AIで連携も



産経新聞

 首都直下地震や南海トラフ巨大地震が起きた場合、国の防災計画では石油コンビナートなどでの大規模火災が想定されている。消火活動は極めて危険で困難だが、そんな現場で人間の代わりに活動するロボットを総務省消防研究センター(東京都調布市)が試作した。人工知能(AI)で自律的に連携しながら火を消す「ロボット戦隊」のようなものらしい。合体ロボットアニメ世代のオッサン記者は、ワクワクしながら実演公開の会場へ出撃してきた。(伊藤壽一郎)

空と陸から偵察

 消防研究センターの中庭に設けられた会場に着いてみると、空中や陸上の情報を収集する偵察ロボット2機と、放水作業を行うロボット2機がずらりと展示されていた。銀色の耐熱ジャケットがキラキラ光り、なんだかとてもカッコいい。

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空から大規模火災を偵察する飛行型ロボット


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消防研究センターが開発した放水ロボット

 偵察ロボットは飛行型と走行型がある。飛行型は独特の外見で、1つの回転軸に直径2・5メートルのプロペラを2枚備え、これらが逆方向に回転する。まるで2枚羽根の竹トンボにトランクをぶら下げたかのようだ。

 不安定そうに見えるが、実は機体をコンパクトにできる上、安定性も非常に高いという。だが大規模な火災現場は、炎の熱気で強い上昇気流が発生し、周囲から空気が吸い寄せられて猛烈な横風が吹くとも聞く。本当に大丈夫なのか−。



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