AIにできることと人間にしかできないことの違い – ダイヤモンドオンライン



AI脅威説など、さまざまな説が飛び交うが、実際のところ、AIは何が得意で、何ができないのだろうか?完全な自動運転は現段階ではまだ難しい一方、絵を描いたり作曲はできるAI。AIの分野で日本をはじめシンガポールやドイツでも活躍する若者、株式会社ABEJAの岡田陽介社長に聞く。(経済ジャーナリスト 夏目幸明)

■完全自動運転が当面実現しない理由

夏目 前回までの話を整理しましょう。まず、SF映画に出てくるロボットのような「汎用型AI」はまだ研究途上にあって実現の目処は立ってません。しかし「ディープラーニング」によって、人間しかできなかった、経験やカンが必要な作業もAIが代わりに行えるようになった、と。今回は、「近い将来、AIはどこまで進化するのか」という話を聞きにきました。

岡田 全産業が変わっていきます。例えば医療。今までCTスキャンやMRIの画像を元に、医師が診断してきました。長年の経験や診察眼が必要ですし、病気を見落とすリスクもありました。しかし、ディープラーニングによって何百万枚という画像から特徴を学んだAIは「ここにガンがある」と判断できるので、見落としが減るはずです。また、MRIでは人間の脳などが「輪切り」のような形で画像化されますが、コンピューターはこれを3次元画像として捉えることができます。

夏目 それ、脳動脈瘤の検査などで既に使われていると聞いています。

岡田 あとは自動運転です。



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