今夜が最後! 探査機カッシーニ、土星突入へのカウントダウン(BUSINESS INSIDER JAPAN)



1997年に打ち上げられ、土星とその数々の衛星のデータを13年間収集し続けてきたカッシーニの長旅も、ついに終わりを迎えようとしている。しかし、科学者たちは最後の最後までカッシーニに探査活動を託し、燃え尽きる寸前までデータ収集を行うつもりだ。

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NASAがカッシーニを破壊するのは、その推進力が著しく低下したためだ。カッシーニはこれまで、土星の北極点を覆う六角形をしたジェット気流や、衛星「エンケラドス」の氷に覆われた地表下の(生命が存在する可能性のある)広大な海など、数えきれないほどの発見をしてきた。

だが、これは新たな問題を生んだ。探査機は地球の微生物にまみれている。
「カッシーニは偉大な発見をしてきた。そして終焉の時が来た」NASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)のエンジニアで、カッシーニ・プロジェクトのマネージャー、アール・メイズ(Earl Maize)氏は以前、こう語っていた。「(生命が存在する可能性があるため)カッシーニがエンケラドスに不用意に近づくリスクを残すことはできない」

そこで、カッシーニ・プロジェクトのマネージャーらは2010年、探査機を宇宙空間に放置する代わりに、残った燃料を使い果たし、土星の大気に突入させることを決めた。

そして2017年4月、最後のミッション「グランド・フィナーレ」が始まった。カッシーニは土星と土星の環の間の、まるで鍵穴のように狭い空間を通り抜けながら土星を周回する軌道に乗った。

これまでに通り抜けた回数は22回。そして今日、最後の周回を終え、土星の大気圏に突入、流星のように光を放ちながら消滅する。

「カッシーニは安全に消えていくだろう」メイズ氏は語った。この決断はNASAの惑星防護官らの薦めに基づくものだ。

カッシーニに残された時間はわずかだが、NASAジェット推進研究所の発表に基づき、その最後のスケジュールを振り返ろう。
※以下、日時は全て日本時間。

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