「バブーちゃうで、タブーやで」 経産省の報告書に“スベッた”関西弁 電通など作成も、批判の嵐ですぐ撤回

産経新聞

 2025年国際博覧会(万博)の誘致検討委員会で、経済産業省が示した関西弁版の報告書が物議を醸している。不適切な表現も含まれているとされ、公開からわずか1日で撤回された。世耕弘成経済産業相にも「関西人の私がみてもセンスの良い内容だと思えない」と切り捨てられ、15日には元になった“東京弁”版も非公開になった。

 問題となったのは13日に発表された「2025年国際博覧会検討会 報告書(案)〜関西弁バージョン(試作品)〜」という資料。元になった報告書の4ページ目から10ページ目までに記載された開催の意義や基本理念、テーマなどを関西弁に“翻訳”したものだ。経産省によると、大手広告代理店の電通や省内に設置した2025年国際博覧会推進事務局の関西出身者らを中心に作成したという。

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 万博の役割を「『人類共通のゴチャゴチャを解決する方法』を提言する」とし、開催テーマを「いのちがキンキラキンに輝く未来社会のデザイン『Designing Future Society for Our Lives』(横文字苦手やけどな)」と記述した。このほか、「世界人口のうち、会場に入れんのはほんの一握りや。お好み焼きで言うたら、かかってる青のりのうちの一粒くらいや」「情報通信とか仮想現実とかパンチがきいてる技術を使いまくって、距離の壁に『そんなもん関係あるか、ボケ』と言うたる」などと書かれている。

 そのほか、「骨子案/骨ちゃうで、骨子やで」「46億年という地球の歴史(ながっ)」などと、漫才のようなボケやツッコミが各所にちりばめられている。基本理念を示すイラストには、大阪名物のお好み焼きが付け足される念の入れようだ。

 ただ、有識者検討会では“スベッた”ようで、「つまらないボケが気になる」と散々ないわれよう。大阪府の松井一郎知事も「大阪の人でも使わないような大阪弁は見直してもらおうと思う」と述べた。

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